七日日記

七日日記です。更新頻度はそんなに高くないと言われています。

怪人・全身緑色怪人

先日、人間の細胞と植物の細胞を融合させることに成功したという旨のニュースを読んだ。素晴らしいことだ。私はそう思った。夢が広がる。広がりまくりである。

 

ところで、人間は二つのタイプに分けることができる。お察しの通り、光合成をしたいと考える人間と、そんなこと露ほども考えない人間である。前者、つまり光合成をしたいと考える人間にとって、件のニュースはそれこそ希望の一筋。荒れ果てた大地に降り注ぐ慈雨のように、願ってやまない吉報だったのである。

 

そもそも読者諸賢は光合成がなんたるかをご存知だろうか。軽くではあるが説明すると、光合成とは植物が”葉緑体”という部分で、光と水、それからCO2を用いてエネルギーを生み出す夢のような能力のことだ。人間に例えていうなら、水を飲んで光を浴びるだけで動けるようになる、なんかものすごい奴なのだ(直球)(適当)。

 

ここで話は戻る。人間細胞と植物細胞の融合に成功したという話である。

 

私の読んだ記事では、”植物遺伝子の発現まで成功”と書いてあった。嘘か本当かはわからないが、もし本当なら植物の機能が我々人間の体にも備えられる可能性があるということだ。なんと素晴らしい! これで私たちも光合成ができる! 寝てるだけでいい、働かなくていい完全グータラ生活の始まりだ!

 

 

 

とまぁこういう風に導入をしてみたわけだが、実際に光合成をしようとすると大きな障害がいくつかあるのだ。

 

例えば色。葉緑体ははたから見ると緑色をしている。植物全体も緑色をしているのだが、これは赤色の光と青色の光を吸収しているからである。つまり葉緑体が私たちの体で発現すると、もれなく全身が緑色になることと思われる。これは一大事だ! 私たちにはもはや、街中で笑われるかハルクと間違われるかの二択しか残されていないのだ!

 

あとは大きさの問題。植物と違って我々は体が大きい。その上動く。植物と比べたらそれはもうガンガン動く。ガンガンいこうぜと指示した覚えはないけれど、必然的にそうなってしまう。故に、大量のエネルギーを生み出さなくてはならない。光合成だけで賄おうとしたら、日がな一日中日に当たっていなければならないだろう。なんだそれは。もう植物じゃないか。

 

そんな感じで、まだまだ人類が超えるべきハードルは高い。なんとかしてこの融合成功というニュースを活かして欲しいと切に思う。

 

 

 

 

 

あ、光合成で生み出せるのはエネルギーだけなんで必須栄養素とか普通に食べて摂取しなくちゃダメだと思います(小声